しいなえいひアメリカツアーレポート「ダラス編その1」いざ!レッドカーペット!!
ニューヨークでの熱き夜を終え、 早朝のホテルを出て、空港へ向かう。 今日はいよいよダラスに飛び立つ日。 昨晩までの様々な出来事を振り返りながら、 飛行機は4時間ほどで無事ダラスに着いた。 空港に着く前に、空から見えた風景は、果てしない大地だった。 ちょっと見たことのない風景。 高い建物に彩られた街並みがどこにもない。 ただただ果てしなく広がる大地。 アメリカは広いんだな、世界は広いんだな、 延々と続く景色を眺めながら、あたしはしみじみとそう思った。 無事飛行機は降り立ち、 あたしたちはさっそく、会場のシェラトンホテルへむかう。 今日から三日間、この場所で熱きイベントが開催されるのだ。 ホテルに着くと、あたしはさっそくシャワーを浴び、 夕方から始まるイベントの開催に向けて準備した。 シャワーから上がり、今日の衣装を選ぶ。 今日はこれから、レッドカーペットを歩くのだ。 会場の雰囲気に合わせて、直前に衣装は選ぼうと思っていた。 日本から持ってきた衣装、全部で12点。 最初に手にしたドレスは、コムデギャルソンのワンピース。 黒一色だけど、型と首元とスカートの部分が それぞれ違う素材でできていて、 光が当たると透けているところとアシンメトリーになっているところが それぞれ雰囲気を変える仕組みになっている。 この黒いワンピースに、 カーペットと同じ赤いタイツを履いて、黒いピンヒールを履こう。 口紅はもちろん、 クリスチャンディオールの「レッドカーペット」で! (ほんとにその名前が付いてます) どう?!いんじゃない?! なんて思って鏡の前に立ってみたのですが。 なんだか・・・ ちょっと何かが足りない・・気が? いやいやドレスのデザインは素敵なんです。 この和と洋の中間?あたしのまさに記号となるところですよ。 いいんではないでしょうか! けどなんていうのかな・・・ ロックさが、もっと欲しい気がするんやけどどう!!! 今日はそんな気分!!だ!!(いつもじゃなくて?) そしてしいなさんは決心した。 やっぱりこれでいこうと。 なんてったって、唯一の日本からのゲスト、 世界の西村監督&しいなえいひですから!! いや・・ほんとはちょっと、 パンダーマンも思ったんですけどね。 あれもあれで、アジアロックですからね。 けれども今日は、レセプションの初日・・ いろいろ考えて、あえなくパンダは次回に持ち越しとなりました。 (でも絶対いつかやってやるから) 東京残酷警察で着た、赤と紫の着物。 黒いショートパンツに黒レースのニーハイソックス。 ショッキングピンクのヒールに、 口紅はアナスイの紫がかったピンクで決まり! そしてあたしはレッドカーペットに立った。 インタビューもフラッシュも、とても眩しかった。 ![]() ![]() カーペットを歩く西村さんを見守るあたしの後ろ姿が写りこんで・・ 心配そうに・・・緊張している西村さんを見守る姿はまるで娘のよう。 このあとふたりで、レッドカーペットを歩きながら、 たくさんのインタビューに答えました。 今の日本への関心は、いろいろな意味で高まっています。 少しでも元気にブイブイ言わせてる姿を、世界のみなさんにお届けせねば! なんて気持ちを熱く胸に抱きながら、ド派手な着物でぶいぶいと歩くしいなさん。 ひとずつインタビューを受けながら歩いていると、 とあるアメリカのテレビ番組のインタビュアーの人に西村さんが 「あなたにとって、しいなえいひはミューズですか? 一番好きな女優ですよね?」 と、熱く聞かれて、 西村さんは大きな声で「イエス!」と答えていてびっくりした。 多分レッドカーペットで、西村さんは思ってもいないことを言ったと思う。 レッドカーペットだけに、出血大サービスってやつ? ありがとう西村さん、ちかっぱサービスしてくれて。 そんな感謝の気持ちを胸に、 こうして熱きイベントの初日は、幕を開けたのでした。 次回に続く・・・・ |